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精神的成熟とAI

「デジタルの時代」

「ティールの時代」

「トランスパーソナルへ社会全体が移行していく時代」

気づかないうちに我々は既に入っていると常日頃考えています。

それは、社会全体が成熟した社会(精神的な大人が多数を占める)に移行していく時代でありどんな時代になるのか私は楽しみにしています。まだまだ、わからない事が多数ありますが…


ケンウィルバー(USの心理学者)のインテグラル理論(改めて読み返し、割りと古い書籍なのには驚きましたが)を読んでも思いましたが、デジタル(情報共有の加速、AIがさらに加速させるはず)により社会の成熟度は急速に加速するのではないかと考えています。

成熟した社会では、利他的な人々が増えて、精神的にはより幸福を感じる人々が増える時代だと私は理解しております。


このように書くと誤解されるかもしれませんが、私はいつでも幸せという境地に至っており精神的に発展途上の方々(心理学ではプレトランスパーソナルあるいは、意識的変容前(分離状態))、特徴を一言でいえば自己中心的で他人の批判ばかりする人々、自分の周りが悪意を持った敵に見える方々(中国の古典で表現すると性悪説を信じている人々は幼稚で成熟した大人は強いて言えば、性弱説になるのだと思います。)私の周りにもかなりいますが、社会的にはまだまだ多数を占めると、ケンウィルバーも書いていましたのでそのようなものかと…)と会話すると、意思疎通させるのに少し苦労している次第です。

まだわからないことの1つが、


ティールの時代(ティール組織を唱えているF.ラルーはケンウィルバーの影響を受けていると想定されます。また当然、デジタルも勘案している。)における事業会社の利益分配(所謂、給与制度)はどうあるべきかと色々と考えていますが、この課題についてはこれが答えだというアイデアがまだ思い浮かばないのが現状です。成熟した精神レベルにいる人々と成熟前の子供のような精神レベルの人々が混在している世界の中では特に難しいと思います。

1つの仮説としては、ずばり、Netflixのような制度です。

社員が全て大人(精神的に成熟している)であり、報酬水準も世界最高レベルという会社であれば1つの答えだと思いますが、仕事は本来、外発的な動機ではなく内発的な動機でするべきものであり、報酬水準は論点ではないのかもしれないと考えています。(つまり答えがないです。)


成熟した社会で、AIが活躍する時代はすぐそこまで来ていると思います。

そんな時代に会社組織はどうなるのか?

答えを探すのがこれから運営していく会社の使命になると考えています。


新しい会社の使命は、新しい会社の在り方を見つけて、社会をより幸福にすることでもあると考えています。


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者


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