Hideki Fujii
2021年4月19日2 分
PMFについて本日は書いてみます。
クロスデジタルイノベーションは過去から触れておりますが、現在まさにその状態にあります。その状態においては、実験よりもスケールアップに短期で成功できるかが重要な局面にあります。逆に言えば、やりたい実験はほぼ完了しており、お金があれば一気に成長できますが、お金がないと時間がとてもかかるという状況となります。
シリコンバレーのようなダイナミックな投下をイメージしているわけではないですが、マーケティングコストを一気に投下できれば絶対に勝てる状態がPMFだと考えております。
R&Dも今は特に必要ないため、面白い状況になっております。
つまり、VCから資金を調達したくても、なかなか出してもらえない、またあまりに早くPMFを達成したために銀行からもお金を借りるのが難しい状況ということで、現在クロスデジタルイノベーションでは少し成長スピード調整をしております。
資金を調達する意味で、このタイミングだとエクイティで集めることになりますが、時価総額を一気にあげるわけにはいかないので、エクイティで調達できる金額にも限りがあり、その資金レベルでは目指している一気に行くというイメージにならないという、ある意味嬉しいけど、苦しい状況(低く抑えている固定費をフルに活用できないため)になることがわかりました。色々と挑戦したい私としては、特に問題ない(色々と他にやることがある)ですが、XDIのチームには余力があり持てる力をフルに発揮できない状態であり申し訳ないと考えております。あくまでも自分のワークホリックな視点なのでそのように考えてくれていると良いなと思うレベルです。
今回の経験を今後に活かして、PMFしたら次はどうすれば良いのか考えて対応していきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO